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つつじが原自然探勝路 (知床紀行§3)
川湯温泉から硫黄山まで散策路が整備されている。
わずか2.5kmの距離だが
硫黄山の影響で、土壌や大気が変化するため
植生が大きく変化していくのが興味深い。
川湯温泉近くはミズナラの群落
帽子山付近はイソツツジの群落
ミズナラの高木は見られない。
硫黄山の蒸気が見えるあたりは
ハイマツが優勢になる。
生態学のニッチにあてはまる植物群落の見本園である。
早朝なので人影もなく自然の中の自分を感じる。
本土の自然はほとんどが二次的自然であるが、
北海道の人の手が加わらない自然だ。
しかし、まだやさしい自然景観だ。
硫黄山を見ながら
2003年に探訪したカナダのもっとワイルドな自然を思い出す。
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