「ソイレントグリーン」をまた見る
昔見た「ソイレントグリーン」をもう一度じっくり見たくなり
DVDをレンタルする。
1973年のSF映画であるが、
この時代に人口爆発、食糧問題、格差社会、安楽死などを描ききったのがすごい。
このような映画をハリウッドが作ったというのが、
アメリカを筆頭に、世界がまだ未来に夢を見ていた70年代らしいところだ。
(映画が描くのは、実は夢の未来ではないのだが。)
今なら、たぶん作らないだろうし、興行にもかからないだろう。
もう、こういう真面目なテーマの映画が流行らないのは、
ある意味、現実がそのような状態になりつつあるからだろう。
この映画に出てくる
ホームと呼ばれる「安楽死センター」は近いうちに現実化しそうだ。
本を記憶して、自ら本となっている、老人たちや
高級住宅の「家具」として住む、意思のない女性たちが出てくるが
レイブラッドベリの「華氏451度」(映画化F.トリュフォー)を連想させた。
近未来は、情報も統制された社会なのだ。
DVDをレンタルする。
1973年のSF映画であるが、
この時代に人口爆発、食糧問題、格差社会、安楽死などを描ききったのがすごい。
このような映画をハリウッドが作ったというのが、
アメリカを筆頭に、世界がまだ未来に夢を見ていた70年代らしいところだ。
(映画が描くのは、実は夢の未来ではないのだが。)
今なら、たぶん作らないだろうし、興行にもかからないだろう。
もう、こういう真面目なテーマの映画が流行らないのは、
ある意味、現実がそのような状態になりつつあるからだろう。
この映画に出てくる
ホームと呼ばれる「安楽死センター」は近いうちに現実化しそうだ。
本を記憶して、自ら本となっている、老人たちや
高級住宅の「家具」として住む、意思のない女性たちが出てくるが
レイブラッドベリの「華氏451度」(映画化F.トリュフォー)を連想させた。
近未来は、情報も統制された社会なのだ。
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