雁行の正体 川鵜(カワウ)
寓居のすぐ前には、円山川の大きな堰があるが、
このごろ朝、窓から見渡すと、黒い鳥影が岸辺にあるのが気になっていた。
双眼鏡で観察してみると、かなり長時間潜水して
しきりに魚をとっているようだ。
ときおり岸辺で羽を広げ乾かしている。
調べてみると、どうも「カワウ」らしい。
あの長良川の鵜飼のあれである。
今時分、川の水が少なくなって、
堰のあるところに魚が集まるのを狙っているのだ。
琵琶湖あたりでは、繁殖しすぎてアユなどが食われて大変なようだ。
先日、雁行を見たのは、どうもこのカワウの移動であったようだ。
そういえば、先日、大屋川の上流でも数匹見かけた。
先日は三好達治の詩を思い出したのに、
少し、風情が無くなり残念である。
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