昭和天皇玉音放送(川上和久)CD本
終戦の玉音放送のCD本である。
玉音放送はドラマなどで断片的には聞くが全部を聞くことはなかった。
文語体の現代語訳、また、玉音放送が企画された経緯、推敲の過程も載っている。
そういった意味で、わずか35ページの本であるが興味深い。
内閣情報局が提案し、昭和天皇へ言上したとなっている。
ラジオというメディアを利用し、既成事実として戦争の終結をいち早く伝え、
その後、新聞であまねく国民に伝えるという手法をとった。
これにより、終戦が混乱もなくなしえたということが分かる。
玉音放送に込められた主旨は
国体の護持、慰霊、軍部への牽制、国民とともに困難に立ち向かう
である。
玉音放送を受け、鈴木貫太郎首相が「大詔を拝して」という放送を15日の午後7時に行った。
その後半で
「国民は、自治、創造、勤労の生活新精神を発揮し、
今回の戦争で最大欠陥であった科学技術の振興に努め、
世界人類の文明に貢献すべき文化を築かなくてはならない。」
とあるのは、崇高な終戦時の決意であったのだろう。
わずか35ページの本であるが、この時勢の今こそじっくりと読むべき本であろう。
これは実家に残されていた
大正~昭和初期のころのものと思われる電池式ラジオである。
残念ながら、私の子供のころはすでに内部はなく、
立派な作りのケースが本箱として利用されていた。
これで終戦の詔を聞いたかどうか分からないが、
アーカイブしておく。
玉音放送はドラマなどで断片的には聞くが全部を聞くことはなかった。
文語体の現代語訳、また、玉音放送が企画された経緯、推敲の過程も載っている。
そういった意味で、わずか35ページの本であるが興味深い。
内閣情報局が提案し、昭和天皇へ言上したとなっている。
ラジオというメディアを利用し、既成事実として戦争の終結をいち早く伝え、
その後、新聞であまねく国民に伝えるという手法をとった。
これにより、終戦が混乱もなくなしえたということが分かる。
玉音放送に込められた主旨は
国体の護持、慰霊、軍部への牽制、国民とともに困難に立ち向かう
である。
玉音放送を受け、鈴木貫太郎首相が「大詔を拝して」という放送を15日の午後7時に行った。
その後半で
「国民は、自治、創造、勤労の生活新精神を発揮し、
今回の戦争で最大欠陥であった科学技術の振興に努め、
世界人類の文明に貢献すべき文化を築かなくてはならない。」
とあるのは、崇高な終戦時の決意であったのだろう。
わずか35ページの本であるが、この時勢の今こそじっくりと読むべき本であろう。
これは実家に残されていた
大正~昭和初期のころのものと思われる電池式ラジオである。
残念ながら、私の子供のころはすでに内部はなく、
立派な作りのケースが本箱として利用されていた。
これで終戦の詔を聞いたかどうか分からないが、
アーカイブしておく。
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