舞鶴要塞遺構を探検する(1) 倉梯山砲台跡
「赤煉瓦倶楽部舞鶴」主催の舞鶴要塞遺構見学会に参加する。
参加者26名。まずは倉梯山砲台跡。
舞鶴道の側道から頂上に至る旧軍道がある。
ほとんど通行がないだろうが、まだ道の形態を残している。
20分ほど登るとヘアピンにさしかかり、そこにある構造物。
車止め(ガードレール)らしきもの
その直下のかなり急な斜面にある境界杭
「海界」という文字が鮮明に読み取れる。
この界隈は海軍の施設用地であることを物語っている。
まず現れるのが、発電施設と言われている施設
発電用の燃料を蓄える施設、もしくは防空壕かもしれない。
その内部。壁面はモルタル仕上げが施されきれいに残っている。
壁面に打ち付けられた桟木もきれいに残っている。
軍道の下部にある発電施設を収納したと思われる半地下構造物
その内部。上部に燃料を供給したと思われるパイプが残存し、巨大なエンジンと発電機が据えられていたような痕跡が残っている。
やがて山頂近くの平坦部に居住区跡の痕跡がいくつか見られる。
階段
基礎らしきもの
水槽らしきもの 飲料用?
別の大きい水槽らしきもの
防空壕 入れ口の木の桟木も残っている
砲座跡と思われる穴
タイトルではこれがメインであるが、ほとんど埋まってしまってよくわからない。
砲台といわれているが、大砲でなくいわゆる高射砲(高角砲、対空砲)が据えられていた。
新緑の木々の中に美しく現れる。思わず「おお」と声を上げた。
実はこれが今回の見学会メインのコンクリート煉瓦造の兵舎跡
ローマ遺跡のバシリカを彷彿とさせる。
表面はモルタルで化粧されていたようだがほとんど剥がれおちている。
ネットで調べると、ここの配員は准士官6、下士官21、兵卒154とあるから結構な人員が配備されていたことがわかる。しかし、このような山頂で空からの人目に付きやすいところに兵舎があるのが不思議である。
ここの部材のコンクリート煉瓦単体の拡大。
今も空洞ブロックがあるが、それよりも密な感じで思ったより硬度がある。
戦争遺跡といいながら、何か美しさを感じるのはそれは月日がなせる技なのだろうか。滅び行く美というものなのか。
それに増して、当時の姿を想像しながら見るのは何かわくわくするものがある。
参加者26名。まずは倉梯山砲台跡。
舞鶴道の側道から頂上に至る旧軍道がある。
ほとんど通行がないだろうが、まだ道の形態を残している。
20分ほど登るとヘアピンにさしかかり、そこにある構造物。
車止め(ガードレール)らしきもの
その直下のかなり急な斜面にある境界杭
「海界」という文字が鮮明に読み取れる。
この界隈は海軍の施設用地であることを物語っている。
まず現れるのが、発電施設と言われている施設
発電用の燃料を蓄える施設、もしくは防空壕かもしれない。
その内部。壁面はモルタル仕上げが施されきれいに残っている。
壁面に打ち付けられた桟木もきれいに残っている。
軍道の下部にある発電施設を収納したと思われる半地下構造物
その内部。上部に燃料を供給したと思われるパイプが残存し、巨大なエンジンと発電機が据えられていたような痕跡が残っている。
やがて山頂近くの平坦部に居住区跡の痕跡がいくつか見られる。
階段
基礎らしきもの
水槽らしきもの 飲料用?
別の大きい水槽らしきもの
防空壕 入れ口の木の桟木も残っている
砲座跡と思われる穴
タイトルではこれがメインであるが、ほとんど埋まってしまってよくわからない。
砲台といわれているが、大砲でなくいわゆる高射砲(高角砲、対空砲)が据えられていた。
新緑の木々の中に美しく現れる。思わず「おお」と声を上げた。
実はこれが今回の見学会メインのコンクリート煉瓦造の兵舎跡
ローマ遺跡のバシリカを彷彿とさせる。
表面はモルタルで化粧されていたようだがほとんど剥がれおちている。
ネットで調べると、ここの配員は准士官6、下士官21、兵卒154とあるから結構な人員が配備されていたことがわかる。しかし、このような山頂で空からの人目に付きやすいところに兵舎があるのが不思議である。
ここの部材のコンクリート煉瓦単体の拡大。
今も空洞ブロックがあるが、それよりも密な感じで思ったより硬度がある。
戦争遺跡といいながら、何か美しさを感じるのはそれは月日がなせる技なのだろうか。滅び行く美というものなのか。
それに増して、当時の姿を想像しながら見るのは何かわくわくするものがある。
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