迷宮都市フェズにやってきた(2019モロッコ紀行§7)

今回のモロッコ旅行の一番の目的は、フェズに来ることだった。
フェズはモロッコ最古の王都であり、すでに9世紀中ごろには、大学やモスクが建築されていた。
13世紀末から14世紀初頭には、絶頂期を迎え、フェズの商人は中国やインドとも交易していた。
そのような中世の街がそのまま残っているのだ。
今でも自動車すら入り込めない、せいぜいロバか荷車が運搬手段という、よそ者が迷い込むと出てこれなくなる複雑な路地の、それでいて今なお多くの人が暮している。そんな魅力的な、街が実際にあるのだ。
そもそも、フェズにやってくることになったのは、20年も前にこの本を読んだからだ。

迷宮都市モロッコを歩く (AROUND THE WORLD LIBRARY―気球の本)
さあ、何を僕に見せてくれるのだろう。

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