猿飛佐助からハイデッガーへ(木田元)


経歴が面白いのと、先に読んだ池田晶子の師にあたるので読む。哲学者の読書遍歴。

戦前の地方の裕福層は、本を収集したり、他者にそれをいつでも読めるようにしたり、
木田も、父が満州国の上級官吏であったので、幼い時から経済的にも本を読むには事欠かなかった。
地方の裕福層は、地方の文化の中心的役割をしていたというのがわかる。
はたして、今はどうだろうか。


あとがき と はじめに 

若い人に、好きなこと、したいことをして生きることを勧めたい。
自分が何が好きなのか見極めるのは大変なことだが、
できればいい本を読んで、深く感じ、深く考えることを学んでもらいたい。
繰り返して言うが、本は情報を集めたり、断片的な知識を蓄えるためのものではないのだ。

情報だけはたくさん持っているが、感じることも考えることもしない人たちの群がる世の中など、あまり生きていたくない。



猿飛佐助からハイデガーへ (グーテンベルクの森) - 木田 元
猿飛佐助からハイデガーへ (グーテンベルクの森) - 木田 元

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