鹿島明神社とアニメ「からかい上手の高木さん」のことなど

西海岸から南へ回ると土庄に入る前に鹿島という集落がある。
そこに鹿島明神社がある。

DSC_1355.jpg


由緒書きによると古くは「賀嶋明神」と呼ばれ、縁起は平安時代に遡る。
祭神 玉比咩(タマヒメ)明神 豐玉姫命(とよたまひめのみこと)


DSC_1348.jpg


一方、海をへだて玉野市玉には、玉比咩神社(タマヒメジンジャ)があり、祭神は豐玉姫命、境内には鎮座する巨大な磐座「立岩」があり、もとは玉石と呼ばれていた。
豐玉姫命は、イザナギ、イザナミの子である海神豊玉彦命(綿津見大神)の娘である。

これらのことから、古代に海洋系(スンダランド)の民が、対岸の岡山や小豆島にたどり着きここいらに定住した痕跡でないかと想像する。
かの小瀬の「重岩」も、「立岩」と同様に、これらの海洋民の祭事跡かランドマークで、この「鹿島明神社」と一対でないかと思ったりする。

あと気が付いたのは、西海岸には「亀神社」がいくつかあり、実際に亀が最近まで上陸する浜がある。
いかにも海からの神の使者、祖先の痕跡として祀った気がする。

DSC_1303.jpg

小瀬の村はずれにある小祠


地形を見ると、海岸線は砂浜で前には大余島の砂州が連なり、いかにも古代の良港な感じがする。

小豆島西.jpg



古墳でもないかと思ったが、どうもそのような痕跡はないようだ。
しかし、境内からは鎌倉後期の和銅鏡、池辺松藤双鳥鏡(ちへんしょうとうそうちょうきょう)が出土している。
銅鏡というと、古墳時代と思われるが、草花双鳥鏡(そうかそうちょうきょう)は平安~鎌倉期のもので、意匠は花、鳥にはいろいろな種類あり山吹、瑞花、菊、鳳といった和風のものが特徴である。
古くからなんらかの聖地であったことはたしかである。



DSC_1354.jpg




絵馬かけには、かわいい女の子のイラストが多く貼ってある。
DSC_1353.jpg



何かと調べてみるとここは「からかい上手の高木さん」というアニメの聖地らしい。
DSC_1351.jpg



作者は小豆島の出身。
そういえば、高木さんの大きなイラストが描いてあるフェリーを見た。


中学生のラブコメディーのようなものらしい。
たしかに高木さんは、おでこのかわいい女の子である。




冬至頃の一ヶ月ほど伊勢神宮のある方向から参道正面に太陽が昇るらしい。
DSC_1352.jpg





この神社も、明るい日差のあふれる、かわいい感じの神社だと心温めながら階段を下り、神社を後にした。
DSC_1349.jpg

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック