ジャン・リュック・ゴダールの訃報が載っていたので、高校のころ見た映画「アルファヴィル」を思い出した。
コンピュータが支配する個人の感情や自由がなくなった未来都市アルファヴィル。
SF映画なんだけれど、舞台風景はまったくパリの日常風景ばかりで、なんかストーリーもよくわからなくて、そのへんがヌーヴェルヴァーグな映画なんだと変に納得したものだ。
この映画の女主人公であるナターシャを演じているのが、アンナ・カリーナというとても素敵な女優なんだけれど、実はゴダールの妻である。
ラストシーンがなかなかいい。やっと感情を取り戻したナターシャ、Tokyoramaという日本めいた地名も出てくる。
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